喋りすぎてふられた男性へ。〜「会話のキャッチボール」で、次はうまくいく〜
- 貴嶋(きじま)美知子
- 5月1日
- 読了時間: 4分
こんにちは、リボンスクエアの貴嶋です。今日は、実際にあった婚活エピソードから、
男性にぜひ知っておいてほしい会話のポイント
をお伝えします。

亮太さん(仮名)のお話
44歳の亮太さん(仮名)は会社経営をされている、品のある素敵な男性。先日36歳の由希子さん(仮名)との2回目のデートが終わったその夜、「お断り」の連絡が入りました。
亮太さんは「楽しい時間だったのに、どうして…?」と驚いていらっしゃいました。
実はこのように、
男性は楽しかったと思っていても、女性は違う印象を持っていた
というケースが少なくないのです。
女性が感じたこと(実際のお断り理由)
ご自身の話が多くて、少し長く感じました
声が小さく、ぼそぼそ話されるのが聞き取りにくかったです
私への質問や相づちがあまりなく、安心感を感じられませんでした
亮太さんと初めてお会いしたお見合い時にも、私は「少し喋りすぎかな?」と感じ、事前にアドバイスもお伝えしていました。ですが、今回はそれが十分に活かされず、お別れに繋がってしまったのです。

しゃべりすぎて失敗する男性が多い理由
男性の多くは「楽しかった」「たくさんしゃべった」時に、このお見合いは「話が盛り上がった=うまくいった」と思ってしまいます。
でもそれは、
自分だけが楽しかっただけで、相手は我慢していた
のかもしれません。
会話には、「話す人」と「聞く人」のバランスが大切です。
とくに控えめな女性は、自分から話すことが少なく、聞き役になってしまいがち。]そこに気づかずに、話し続けてしまうと、「この人といても話せない…」という印象に。
"会話の圧" が強すぎる男性へ
亮太さんは決して悪い方ではありません。実際、私・筆者は話している時も明るく楽しい男性だな、と感じます。
でも私・筆者自身が「おしゃべりが好きなタイプ」なので、亮太さん会話の圧に負けずに楽しく話せていたのです。
一方、今回のお相手の由希子さんは年下でおとなしいタイプ。
亮太さんの「話すパワー」に圧倒されるばかりで、彼女はただの「聞き役」になってしまいました。
女性が話したくなるコツは「会話のキャッチボール」
会話がうまくいくコツは、「キャッチボール」です。
1. 相手の話を受け取る(キャッチ)
あいづちや「へぇ〜」「すごいですね!」などの感嘆詞を入れて、しっかり聞いている姿勢を見せましょう。
2. 共感を返す(振りかぶる)
すぐに自分の話に変えず、「わかります」「素敵ですね」と共感の言葉を添えるだけで印象が大きく変わります。
3. 質問で返す(ボールを投げる)
「それっていつから?」「どこで?」など、相手の話を深掘りする質問を入れましょう。
4. わかりやすく返す(優しいボールを投げる)
専門用語や長い話は避けて、相手が理解しやすい言葉・長さで返すよう心がけてください。

逆にNGな会話例
あいづちやリアクションがない
相手の話に興味を示さない
自分の話ばかり続ける
話が長くて、聞くのがしんどい
こうなると、会話は「キャッチボール」ではなく、ただの「投球練習」になってしまいます。
こんなメッセージも送っていました
実際に亮太さんには、こんなアドバイスを事前にお伝えしていました👇
「由希子さんは控えめな方です。デートでは『いいですね!』『すごいですね!』などとリアクションしながら、しっかり話を聞いてあげてください」
「感嘆詞の“あいうえお”を意識して、『あー!』『いいですね!』『え〜!』『おー!』で、会話にリズムが生まれます」
アドバイスは届かず、今回はご交際終了になりました。

まとめ:相手の「気持ち」に寄り添える会話を
今回のお別れの理由は、亮太さんが悪かったということではありません。
ただ「話し方のクセ」や「会話のバランス」に気づけていれば、未来は違ったかもしれません。
婚活では、「会話力」こそが最大の武器。自分の良さを伝えるためにも、
“話す”より“聞く”を意識してみてください。
次に出会う方には、きっとその姿勢が伝わるはずです。